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マジェスフィッセンの作家、小澤慎太郎は、カリフォルニアの大学の美術学部で学んでいました。
人物画を専門にしていたのですが、美しい人物を描くには、まず骨格を知る必要があります。
授業では、何度も何度も、様々な角度から「骨」を書く課題がありました。
（医学部さながら、骨、筋肉の名前まで覚えさせられたものです。）

もちろん、平面だけでなく、彫刻も同時に学んでいましたので、
実際のモデルを使い、顔の彫像を何度か作りながら、
正しい骨格についての認識を深めていったのです。

本格的に学んだからこその、この「正しいスカル」。
敢えて、全くデザインしていません。

中世ヨーロッパより「スカル」は伝統的なジュエリーのモチーフとされてきました。
メメントモリ（ラテン語で　死を思え　という意味）と呼ばれ死の存在を身近に思い起こさせるものとして広く一般的だったようです。